「明日の高崎」荒木征二

高崎市議会議員・荒木征二の日々を書き連ねています。

年頭にあたり

 コロナ禍がつづきますが、月日は弛まず、滞ることなくすすみまして、いつの間にか新年を迎えました。あらためまして、みなさまあけましておめでとうございます。

 

 昨年もそうでしたが全くおめでたい気分になれない年末年始を過ごしまして、昨日4日からしっかりと活動開始しました荒木征二です。今回の国が決めた子育て給付金には収入・所得の制限があるわけですが(政権与党内でのいろいろがありましたね)、これが果たして公平なものなのか、考えさせられました。一般的には高収入=生活にゆとりがある、という発想になるのでしょうが、ボーダーラインギリギリのところで命運がはっきりと別れてしまう。また、基準額を超える世帯収入があったとしても、その世帯ごとに抱えている事情はそれぞれで、単純な数値では決して線引きはできないのだろうと思います。

 一部自治体では、独自の財源を用意して事実上の所得制限を撤廃して給付を行なっているようです。これも一つの決断なのだろうと思います。地方議会に身を置く者としては、国の政策はコントロール外のことですので、何を言っても無力感しかないのですが、一方で自治体の裁量が問われたのだとも思います。

 はたして高崎市の判断は、市民間に公平なものであったのか。私自身もこれからしっかりと見極めていきたいと思います。

 

 年初からなにやら重苦しい話をしてしまいましたが、おかげさまで体調は好調です。今年は寅年、猛進の一年としたいと思います。

 

 みなさま、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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ご来光がきれいな元旦でした