「明日の高崎」荒木征二

高崎市議会議員・荒木征二の日々を書き連ねています。

まん延防止、再び

 今日から全県下で再度のまん延防止等重点措置が適用されました。年明け早々に市中感染が確認されて2週間あまり。高崎市内の新規陽性者も一日あたり100人を超えるようになっています。

 

 今回の変異株は強い感染力と対照的に毒性はデルタ株よりも低いと伝えられています。実際に、オミクロン株の患者は重症化しにくいようです。そうしたこともあり、この間さまざまな業種の事業者の方々と意見交換する中で、これからの感染症対策は経済を意識したものとして欲しいといった声をたくさん頂戴してきました。私自身もそう思ってきました。今回(第6波)については、新規陽性者数はデータとして確認しつつも、その数値に一喜一憂するのでなく、どこで発生したのかに拘泥するのでなく、冷静に淡々と受け止めることが大切で、あまり過剰に反応しないでもらいたいと考えていました。コロナ禍も3年目を迎えたことですし、経済をそろそろ本気で考えていきませんと、ただでさえ苦しいこの国の状況ですから、今後の展望がますます暗いものになりかねません。

 

 といったことを考えていましたし、そのような話を私自身もしてきました。しかし、いよいよ病床使用率が46%を超える状況となりました。医療が逼迫しては判断の余地はありません。今回もまん延防止等重点措置の適用となったことは、本当に残念なことではありますが、妥当な判断だったのだろうと今は考えるようにしています。

 

 これから3週間ちょっと。また我慢の日々となりますが、再度感染症対策を徹底して乗り切っていきたいと思います。ちょうど次回の定例会も近づいていますのでしっかりと学びと構想の時間に充てていこうと思います。

 

 みんなで共に乗り切りましょう! ピークアウトの日を待ちわびつつ。

 

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当分、高チャリたちの出番も減りそうです