「明日の高崎」荒木征二

高崎市議会議員・荒木征二の日々を書き連ねています。

選挙を終えて

 10月31日投開票の選挙が終わりました。衆議院選については、結果は惨敗。1から4区の全ての候補者が復活もならない決定的な結果となりました。

 

 この結果が残したものは大きい。野党共闘の是非、あり方、そもそも果たして有意だったのか? 立憲民主党の掲げた政策が市民、有権者の胸にどれほど届いたのか・・・ そして届かなかったのか。

 

 後に残されたのは、衆参あわせて野党議員が一人もいないという状況です。これが市民の望んだ状況であり、これが民意だと飲み込むしかないですが、なかなか腹に落とすのが難しいです。

 

 一方で、私が事務局長として携わった県議会補欠選挙があります。こちらは辛くも議席を確保することができ、文字通り高崎におけるリベラルの命脈を保つことができました。また、ながらく不在であった(高崎市区では)女性県会議員が誕生させてくれたことには、大変感謝しています。おそらくリベラル支持層だけでないところからの「鈴木あつこ」を認めてくれた方々の票の積み重ねの結果と思います。

 

 しかし、こちらについても悔やまれることがあります。無効票です。いわゆる補欠選挙では無効票が多くなるのは仕方のない面もありますが、1万6千もの票がむなしく無効となってしまったことは本当に残念なことです。短期の準備期間で臨んだ選挙でしたし、どうしても衆院総選挙というおおきなうねりに埋没してしまう部分もありましたが、もう少し有権者の判断材料を示すことができていればと悔やまれます。

 

 投票率の向上とともに、選挙公報だけでなく、より有効な有権者に対する公平な情報提示の方法を私自身も模索していきたいと思います。

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