早いもので土用も明け、節分を過ぎました。コロナの第6波感染拡大はいよいよピークを迎えているようで、昨日は高崎市でも新規陽性者が過去最大数の296人となりました。
これだけの感染拡大となれば、市民の動揺はいかばかりか・・・との想定で、私はここのところ地域歩きを重点的に実施して、地域の皆様からさまざまお話をうかがう活動に注力しています。もちろん、まん延防止等重点措置の期間中ですので、感染対策を徹底してのことです(2~3mもの距離をとっての会話は不自然ですが仕方ありません)。自然と話題はコロナと3回目のワクチン接種の話になりがちなのですが、話していて実感するのが、新型コロナ感染症がすっかり市民の皆さまの腹に落ちていることです。もちろん、感染したくはないし、周囲に迷惑をかけたくないという思いは今も変わりはありませんが、昨年の第5波までと比べてとても冷静に受け止めているという印象です。
ウイルス感染は根絶することは叶いません。その意味でコロナウイルスとも長い付き合いになるのだろうと、納得という言葉が適切かわかりませんが、そのような落とし込みがだいぶ進んでいると実感しています。
さて、その中で、国会では緊急事態宣言が議論されています。上ではまん延防止等重点措置の延長が検討されているようです。はて、これは市民の思い、民意によった発想になっているのでしょうか? 政府専門家も、今回感染拡大の全国的なピークを2月上旬頃とみているようです。一足先に拡大した沖縄ではすでにピークアウトしたとの見解が示されました。決定権者の方には沈着冷静な判断をお願いしたいと思います。