「明日の高崎」荒木征二

高崎市議会議員・荒木征二の日々を書き連ねています。

公民館大掃除

 我が家の大掃除は全くしませんが、年末の公民館大掃除は皆勤です。

 

 コロナ禍でなかなか顔を合わせられなかった地域の方と会えるだけで嬉しいですし、小一時間の作業ですが一緒に汗をかくのは楽しいです。

 コロナ以前は、ちょっと面倒臭いところもなきにしもあらずの大掃除でしたが、こんなに楽しいイベントに感じられるようになったのは、コロナの怪我の功名の一つなのかもしれません。

 

 

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好天に恵まれ掃除日和

 

第5回市議会定例会

 今日は第5回市議会定例会、12月議会の開会日です。15本の議案が上程されていますので、しっかりと審議に加わっていこうと思います。

 また、今議会も当然のことながら一般質問に登壇します。今回の通告名は「公共施設の管理運営について」です。高崎市も近年、公共施設が増え続けています。施設は新築した瞬間から老朽化が始まるものです。公共施設は建設費は氷山の一角。40~50年の使用期間中に生じる営繕費。それと光熱費。それを考えると公共施設に関連して要する費用の大半は維持費ということになります。

 ここで一点、公共施設に対する私の立ち位置を明確にしておきたいと思います。国が大鉈ふっている公共施設の総量縮充には単純に同意できません。公共施設にはそれぞれに役割と個性と地域の想いがのっかています。必要な施設は上手に使っていくべきと考えています。さりとて、無計画にいては将来に禍根を残す、大きなツケをまわすことになりかねません。

 そこで、今回の一般質問では私の考えている公共施設の管理運営について、その一端を議論してみたいと思います。相変わらず時間の制約(20分しかない!)があるの、今回は入り口の議論で終わりそうですが、引き続き追求していきたいテーマの一つです。

 

 日時:12月6日(月曜日) 13時半ころ

 

 インターネット配信はこちらでご覧いただけます。

takasaki.gijiroku.com

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選挙を終えて

 10月31日投開票の選挙が終わりました。衆議院選については、結果は惨敗。1から4区の全ての候補者が復活もならない決定的な結果となりました。

 

 この結果が残したものは大きい。野党共闘の是非、あり方、そもそも果たして有意だったのか? 立憲民主党の掲げた政策が市民、有権者の胸にどれほど届いたのか・・・ そして届かなかったのか。

 

 後に残されたのは、衆参あわせて野党議員が一人もいないという状況です。これが市民の望んだ状況であり、これが民意だと飲み込むしかないですが、なかなか腹に落とすのが難しいです。

 

 一方で、私が事務局長として携わった県議会補欠選挙があります。こちらは辛くも議席を確保することができ、文字通り高崎におけるリベラルの命脈を保つことができました。また、ながらく不在であった(高崎市区では)女性県会議員が誕生させてくれたことには、大変感謝しています。おそらくリベラル支持層だけでないところからの「鈴木あつこ」を認めてくれた方々の票の積み重ねの結果と思います。

 

 しかし、こちらについても悔やまれることがあります。無効票です。いわゆる補欠選挙では無効票が多くなるのは仕方のない面もありますが、1万6千もの票がむなしく無効となってしまったことは本当に残念なことです。短期の準備期間で臨んだ選挙でしたし、どうしても衆院総選挙というおおきなうねりに埋没してしまう部分もありましたが、もう少し有権者の判断材料を示すことができていればと悔やまれます。

 

 投票率の向上とともに、選挙公報だけでなく、より有効な有権者に対する公平な情報提示の方法を私自身も模索していきたいと思います。

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県議会議員選挙

 10月19日に衆院総選挙が公示となり、選挙戦に突入しました。当初、11月14日頃だろうと想定していましたので、すこし慌てましたが、体制はある程度整っていましたのですんなりと選挙モードに移行したように思います。群馬4区は一対一の理想の構図が成立しました。あとはお互いにどこまで必死になれるか、でしょう。勝負の分かれ目は。

 

 さて、わたし荒木はといいますと、衆院選を一生懸命にやっているというわけでなく、もう一つの方の選挙をやっております。県議会の補欠選挙(高崎市区)です。今回、立憲民主党公認で新人として立候補した『鈴木 あつこ』さんの戦隊事務局長の任を仰せつかりまして、現在全力で取り組んでいます。

 

 すでに22日に告示され、こちらも選挙戦に突入しており、今日がちょうど折り返しの5日目となります。2議席を4人であらそう構図で、混戦となっています。

 

 混戦ではありますが、私の中ではこれは千載一遇のチャンスなのだろうと確信しています。『鈴木 あつこ』さんは長い記者生活の中で社会の抱える闇と向き合ってきた方です。自身も二人の子供を育ててきた経験から、この国の、この群馬の子ども・子育て支援策に強い危機感を持っています。当選の暁には、かならず人々の期待に応え、市民の声にきちんと耳を傾ける議会人になってくれるものと確信しています。

 

 残りの日数もわずかとなりました。私も微力ですが全力でこの選挙戦を戦って、まっとうな政治への道のりを一歩前進させたいと思います。

 

 その間、高崎の皆さんには申し訳ありませんが、いなくなるわけではありませんが、十分に地域のために働けなくなることご容赦いただければと思います。

 

 すでに期日前投票は始まっています。投票日は10月31日(日)です。必ず投票に行っていただきますように、切にお願い申し上げます。

 

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朝の挨拶に立つ「鈴木あつこ」 イメージカラーはオレンジです!

 

定例会一般質問

 9月10日、今回も一般質問に登壇いたしました。これでやっと10回目の登壇です。任期中に一般質問できる機会は16回しかありません。限られた回数の一般質問ですので、一回一回を大切に、丁寧に質問を構成して臨んでいこうと思います。

 

 今回の一般質問は「農業振興について」です。農政分野を一般質問するのは今回が初めてです。私自身が農業経験もないところで質問することに、プレッシャーもいろいろと感じましたが、以前からさまざまご相談をいただいている土地持ち非農家の件もありましたので、今回思い切って挑戦してみました。

 とはいえ、農業経験のない私がする質問ですので、農法だの栽培法だのを質問しても仕方がありません。あくまで農政「政策」について問う、という姿勢で質問を構成してみました。柱は、「荒廃農地の状況と発生予防、解消」、「新規就農者への支援」、「高崎農産物のブランド化と販路拡大」の3点です。

 

 録画が動画配信されていますので、関心ある方はご視聴いただければと思います。

takasaki.gijiroku.com

 

 一般質問を終えての私の感想です。総体的にいえば、高崎市農政は先進的に農業振興に取り組んでいると言えます。特にブランド化と販路拡大には精力的に取り組んでいると言えます。一方で、これは問題解決が非常に困難ですし、いち地方自治体の抱える問題を超越している面もあります、荒廃農地対策はこれからの課題となっている状況です。

 そう遠くない将来、私たち日本も食糧難の時代に突入するかもしれません。いまは植物工場など様々な施設も開発されていますが、安定的に食料を生産するためには一定の耕作地を守っておかなければなりません。

 荒廃農地解消への道のりは果てしなく遠いものがありますが、高崎市も今年度から本腰を入れた対策を講じてきました。

 少しずつでもいい、荒廃農地を減らす、そして価値観の大転換を経て新しい時代への宝物としていまある農地を「農地のまま」次代へ引き継げるよう、いまからの努力が大切だと考えています。このテーマについては、ひきつづき私も研究を進め、時機をみながら議論していきたいと思います。

 

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荒れた農地が増え続けています。

第4回市議会定例会

 明日、市議会定例会が開会となります。9月に開会となる定例会は、前年度、今回で言うと令和2年度分の決算を認定することが主旨となるので、「決算議会」とよく呼ばれています。

 令和2年度はご存知のとおり、コロナに始まってコロナに終始したような特殊な年でしたので、補正に次ぐ補正、全体像を読み解くのがちょっと難しい状況となっています。

 この決算認定を加えて、全部で12の議案が上程されます。私もしっかりと審議に加わりたいと思います。また、今期は建設水道常任委員会に所属していますので、建設系の予算の執行状況を重点的に審議させていただきたいと思います。

 

 また、今回も当然のことながら一般質問に登壇させていただきます。今回の一般質問は、いぜんから様々お話をいただいていることもあり、「農業振興について」としました。

 質問の柱は、耕作放棄地などの荒廃農地の解消作、新たな農業者への支援そして、高崎農産物の販路拡大についてです。

 限られた時間内でどこまで議論が深められるか分かりませんが、精一杯やってみようと思います。目下、緊急事態宣言中ですので傍聴にお越しくださいとは言えませんので、ぜひインターネット配信でご覧をいただければと思います。

 

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2学期始業を前に

 明日で長かった夏休みが終わります。県内ではすでに多くの市町村で学校は始まっていますが、高崎市ではかつてのまま8月31日までが夏休みとなっています。2学期制の導入の是否は議論しませんが、こう日本の夏が暑くなってしまうと、せめて8月いっぱいは休みにしておくのが合理的のように思います。

 

 さて、新学期を目前しながらも、相変わらずコロナの猛威が止まりません。ピークアウトしたかな、と思わせておいての再拡大を繰り返すなど、ウイルスも相当に執念深いですね。高崎市内における第5波の感染状況を集計してみました。すでに第4波のころから顕著となっておりました患者の若年化が一層顕著となっています。もちろん、高齢者から始まったワクチン接種の効果が出た結果とも見えますが、どうやら変異株は若年者をターゲットとしているように思えます。

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第5波のおよそ1ヶ月間の感染患者(年代別)

 感染の中心となっている20代のワクチン接種、予約開始となっていますが、なかなか接種までいたらないという方が多くいるのが現状です。40代でさえ、いまだに1回目もまだという方が多くいます。もちろん、メーカーに拘らなければ集団接種会場で接種可能ですが、やはり副反応のことや異物混入のことなど、ニュースやネット情報を見聞きした方には、ファーザー社製の者がいいという方も多くいます。

 目下、緊急事態宣言中ですが、傍目にも人流は決しておおきく減ってはいませんね。それから、私が個人的に集計したものですが、この第5波での感染患者の職種内訳です。過半数は社会と経済の担い手。1/4は児童・生徒・学生です。つまり、最も活動的な職種の方が感染の中心となっているのです。

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職種の集計法は荒木の独自のもので、公式のものではありません

 このような状況では我が身をいかに守るかが大切です。ぜひ、引き続きの自衛をお願いします。人流をへらすことは今の従来からの政策では不可能です。だれが悪いということではなく、冷静にいまは我が身を守ることに徹していただきたいと思います。それがコロナ抑制にもつながることと思います。