「明日の高崎」荒木征二

高崎市議会議員・荒木征二の日々を書き連ねています。

2学期始業を前に

 明日で長かった夏休みが終わります。県内ではすでに多くの市町村で学校は始まっていますが、高崎市ではかつてのまま8月31日までが夏休みとなっています。2学期制の導入の是否は議論しませんが、こう日本の夏が暑くなってしまうと、せめて8月いっぱいは休みにしておくのが合理的のように思います。

 

 さて、新学期を目前しながらも、相変わらずコロナの猛威が止まりません。ピークアウトしたかな、と思わせておいての再拡大を繰り返すなど、ウイルスも相当に執念深いですね。高崎市内における第5波の感染状況を集計してみました。すでに第4波のころから顕著となっておりました患者の若年化が一層顕著となっています。もちろん、高齢者から始まったワクチン接種の効果が出た結果とも見えますが、どうやら変異株は若年者をターゲットとしているように思えます。

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第5波のおよそ1ヶ月間の感染患者(年代別)

 感染の中心となっている20代のワクチン接種、予約開始となっていますが、なかなか接種までいたらないという方が多くいるのが現状です。40代でさえ、いまだに1回目もまだという方が多くいます。もちろん、メーカーに拘らなければ集団接種会場で接種可能ですが、やはり副反応のことや異物混入のことなど、ニュースやネット情報を見聞きした方には、ファーザー社製の者がいいという方も多くいます。

 目下、緊急事態宣言中ですが、傍目にも人流は決しておおきく減ってはいませんね。それから、私が個人的に集計したものですが、この第5波での感染患者の職種内訳です。過半数は社会と経済の担い手。1/4は児童・生徒・学生です。つまり、最も活動的な職種の方が感染の中心となっているのです。

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職種の集計法は荒木の独自のもので、公式のものではありません

 このような状況では我が身をいかに守るかが大切です。ぜひ、引き続きの自衛をお願いします。人流をへらすことは今の従来からの政策では不可能です。だれが悪いということではなく、冷静にいまは我が身を守ることに徹していただきたいと思います。それがコロナ抑制にもつながることと思います。