3泊4日のトレーニング、「Art of Hosting Nagatoro 2015」に参加してきました。
Art of Hosting (AOH)とは、参加型リーダーシップを学ぶトレーニングです。というと、なんだか簡単なような、よく分からないような説明ですが、私が4日間参加しての解釈を述べますと・・
Artは、芸術という和訳が一般かと思いますが、ここでは、「わざ・技術」とか「こつ・要領」という解釈がしっくりときます。なので、Art of Hostingというと、「ホスティングのコツ」というと解釈が近いかと。そして、ホスティングについても、自分をホスティングする、他人をホスティングする、ホスティングの場面に飛び込む、あと一つ・・、忘れました。計4つの視点からホスティングを捉えます。
そして、どのあたりが参加型なのかというと。このAOHの最たる特徴なのだと思うのですが、『Hosting Chance !』というシステムがありまして、これが参加のプラットホームになっています。全体3泊4日のトレーニングは、ホールシステムアプローチを中心とする話合い手法と、いくつかのメソッドによるワークが中心で構成されています。『Hosting Chance !』とは、参加者のだれでもホストになりたい、と希望するワークに名乗り出て、そのホスト役になることができる、その仕組みのことをいいます。
僕もしっかり『Hosting Chance !』させていただきまして、OST(Open Space Technology)と、PAC(Pro-Action Cafe)のホストを5人の仲間と一緒にしてきました。
つまり、トレーニング中、参加者の誰もが何らかの形・場面でホスト役にもなることで主体的・能動的にトレーニングに参加していくことができるのです。なるほどなるほど、参加者のみんなが「おもしろい・たのしい」を連発するのも頷けます。
ちなみに、あとAOHが大切にしているモノの一つに、『Hervesting』があります。『Hervesting』については・・、また今度、疲れたので。
さて、せっかく参加してきた3泊4日のトレーニングなので、「あ〜面白かった!」では済みませんね。これから得られた経験をどうやって現場に落とし込むか。少々試行錯誤が必要そうです。というか、未だに飲み込めていない部分も多く、当分は内省か!
ホールシステム・アプローチ―1000人以上でもとことん話し合える方法
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