「明日の高崎」荒木征二

高崎市議会議員・荒木征二の日々を書き連ねています。

児童相談所

 今日は子どもアドボケイトに取り組んでおられる方とご一緒させていただきまして、群馬県の中央児童相談所にお邪魔をしてきました。

 政府の方では来春のこども家庭庁にむけて、所掌範囲がどうしたの、縦割りの解消が問題だのとやっておりますが、今日も現在進行形で子どもを守る取り組みが続いています。その取り組みは必死であり真摯な姿勢であることに一点の疑いもありません。しかし、乳児を含めた心に傷を負った子どもたちにとって、ある意味「一所懸命な大人」の姿というのは、善悪の物差しとは別の部分で「脅威」になりかねないのではないか。何が言いたいかといいますと、児童相談所、特に一時保護所には子どもとスタッフという当事者とは別に第三者の目が必要なのだろうということです。子どもは必死に生きています。スタッフも懸命に取り組んでいます。当事者両者の間に狭間ができないよう、すきま風が吹かないようにあるのが、子どもアドボケイトなのだろうと私は解釈しています。

 

 まだ広くお伝えはできませんが、ここ群馬でも子どもアドボケイト普及の芽が出ています。私は微力な身ですが、この取り組みに全面的に賛同していますし、あらゆる形の努力でお支えしていきたいと考えています。