今朝の新聞報道で伝えられました。私のこのところの懸念事項となっていた栄町地区再開発が一時中断(延期)となりました。
再三お伝えしていましたが、私は以前よりこの栄町地区再開発には懸念をもっておりました。そのためこの間、準備に準備を重ね、10日に開会する市議会定例会で一般質問しようとしていたわけですが、ちょうど通告しようかという矢先にこの情報が入ってきました。
私の抱いていた懸念事項(うち2つは先日記した通りです)は後ろで記述しておきます。読んでいただければお分かりいただけると思うのですが、行政として一時中断の判断をしてしまっている状況では一般質問で意義ある議論は叶いません。何を聞いても「これからの研究とさせていただきます」の答弁しか返ってこないからです。
ということで、私の情熱も空振りとなってしまいました。が、今回の判断は「一時中断」であって「中止」ではありません。この後もしっかりと栄町地区の行く末に気を配っていきたいと思います。それと、念の為申し添えると、私は栄町地区をあのままにしておけばいいとは考えていません。ただ、栄町の将来像を描く際には「身の丈」と「将来に負債を残さない、持たないという判断」の2つの点を頭に置いて考えていくべきと思っているのです。
さて、最後に私の懸念事項を記しておきます。1と2は先日記載の通りです。
3.複合等の核となるものが明らかでない
→ ホテル招致断念? ビックカメラさんは乗り気なのか?意向不透明??
4.デジタル社会の到来を考慮に入れていない
→ この先のオフィス需要を正確に把握できていると思えない
5.市民意見反映措置がほとんど言ってよいほどとられていない
→ 都市計画の説明会は住民意見反映措置ではありません
6.子ども図書館の意図が不明瞭
→ 本当に市民が子ども図書館を望んでいたか??
といった点でした。今後もこれらの点を念頭に栄町地区の動向に気を配っていこうと思います。