「明日の高崎」荒木征二

高崎市議会議員・荒木征二の日々を書き連ねています。

要請行動

 緊急事態宣言が全国拡大し、高崎の新型コロナとの闘いも極めて厳しい局面を迎えています。この間、私が所属する市議会「市民クラブ」で議論してきたことがあります。

 それは、かねてより感染拡大の最前線で取り組みつつ、かつ、日常の行政サービスを滞りなく提供し続けることとの両立が求められる市役所(保健所)での感染対策です。

 

 現在のところ市役所職員に対する感染対策は、ほぼされていないのが実情です(自助努力の範囲)。窓口業務や訪問、立会い、相談などなどの日常業務を日々全うしています。その市職員が感染対策しっかり取られている環境で職務遂行しているかといえば、そうではありません。はっきり言うと丸腰状態です。

 市職員だから特別扱いとか、公務員にエコひいきしたいということではありません。いま、市役所職員から新型コロナ感染者が発生してしまったときの、その市民生活に与える影響の大きさ。万が一の万が一、保健所の職員に感染者が出てしまったら!(その蓋然性は高い!!) いま、この状況で保健所が機能停止してしまったら!!

 

 それを考えると、とにかく今は市職員から感染者を出さないことが大切です。

 

 この困難な状況下でも行政サービスを提供し続けること。他の経路から感染してしまったとしたらそれは致し方がないかもしれません。少なくとも日常業務の中から感染させない、拡散しない対策は市役所(保健所)にも必要だと考え、本日、市の執行部に対し要請行動を取らせていただきました。

 市はあらためて事の重大性を認識していただき、しかるべき措置を早急にとっていただくことを切に願います。