毎年この8月になると、先の戦争について思いを巡らせるきっかけになる映像をよく目にするようになります。
TVでもそのような映像の露出が増えているのかもしれません。
が、ここのところ、TVを観ている時間がとっても少なくなっていることもあってか、あまりTVの影響を受けなくなっていて、どうも世間ズレしてきているような気もしなくはないこの頃です。なので、おりおり時節柄の出来事に疎くなっているように思います。
8月も初日の今日、街角のポスターを見て、高崎電気館で「この世界の片隅に」が上映されていると知り、早速行って、観てきました。
この映画は、制作費をクラウドファンディングで集めたとか、いろいろとニュースでは知っていました。この春の高崎映画祭での受賞作品でもあったので、気になっていたところです。気にはなっていたのですが、内容は全く知らずに観に行って、「なるほどこの映画は8月に観るとまた、感慨深いものになるな」と感じました。
この映画をみて、あらためて8月になったんだと知りましたし、あれから72年が経った今の日本に思い巡らすことができました。
TVを観ない人には、このようなきっかけであの年の8月のことに思いを馳せるのも良いのではないでしょうか。
とても良い映画です。