「明日の高崎」荒木征二

高崎市議会議員・荒木征二の日々を書き連ねています。

たかさきbiblioミーティング #21

 今日のビブリオバトルは、最近とってもお世話になってます、バールBoccaさんで開催です!

 

 バールBocca

 

 そして今回のバトルテーマは、夏にふさわしく「こわい話」です。

 

 各々めいめいが「こわい話」を持ち寄り、居心地のよいバールBoccaさんの空間に包まれて、とっても緩やかで、肩肘張らず、リラックスした時間がたおやかにな流れます。

 

【風と共に去りぬ】

 さて、「こわい話」ということで僕が推薦本として持ってきたのが、マーガレット・ミッシェル著「風と共に去りぬ」です。実は、4月から読み始めているのに、まだ読了できず。すみません、最近、ほんと本を読む時間がないというか、気力がないといいますか・・・

 

 で、この「風と共に去りぬ」、世界的名著ですから読んだことのある人も多いはず。それぞれ、いろいろな感想をお持ちでしょうが、僕が「こわい話」ということでこの本を選んだ理由は一つ、この本を読んで『女性ってこわい!』って感じたからです ^^; まずいです、いまこの世の人間の半分を敵にしましたね。実際、ビブリオの場でも女性はドン引き。でも今回は男性参加者の方が多かったので、なんとなく雰囲気的にセーフ!

 

 こわい、というか、この本のまっとうな感想はきっと、「女性はたくましい」なのでしょうね。

 もっと若い時にこの本を読んでおいて、女性のマインドをよく知っておいたら、あの時もっと違う対処ができていたんじゃないかと思ったり。あるいは、これだけの名著なのだから、決して少なくない女性がスカーレット・オハラ(ハミルトンだったりケネディだったりバトラーだったり)の影響を受けているかもしれないと思ったら、頭が悪くて、呑気なバカ(スカーレット談)である我々男性陣も、もっと備えて、構えておけたかもしれない(何に!)、と思ったり。

 

 いろいろと考えさせられる本です。本当に。

 

 でも、そんな個人的な感想は別として、この本はもちろん、純粋にお勧めできます。ジョージア州アトランタ、あるいはタラに行ったこともないくせに、なんか郷愁を感じてしまった僕がいます。

 風景描写がとても美しいのが、この本の美点のひとつですね。

  

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