今日はいつもと趣の違う場所に出かけてきましたよ。
「高崎怪談会」という、イベント(という括りでいいのかな?)です。これまで4回は連雀町のcoco.izumiでやっていたようですが、今回はどうしてもやってみたかったということで、ここ少林山達磨寺での開催にこぎつけた、とのことです。
達磨寺の講堂にイスと座布団を敷きならべて、そうですね、だいたい50人くらいの入りだったでしょうか。みなさん、防寒対策は万全の体制。
怪談会というと、なんとなく10人くらいでロウソクを囲んで車座になってするイメージ(百物語のイメージっすね)を勝手にもっていたので、ちょっと違いましたね。でも、思いのほか人がおおくて安心もしました (^。^)
【地元密着型の】
ストーリーテラーは4人。それぞれ独特の語り口で怪談話を披露してくれるのですが、この怪談会の特徴はなんと言っても地域性ですね。地元密着型怪談、とでも言えばいいのでしょうか。
ストーリーに出てくる現場が高崎市内になっていたり、群馬県内になっているのです。一つだけ神奈川県の話がありましたが、どの話でも、あっ知ってる! というか、すぐそこじゃんか!! という場所ばかり。
場所をよく知っていることもあって、ストーリーが自然すぎるほど自然に腹まで落ちてきます。リアルにイメージできてしまいます。
いつも通る路地、有名なスポット、というか、昼飯食いにいつも通っている交差点まで話の舞台になっているのですから、臨場感がちがいます。
【こねくり回さない】
お話の内容の方も、とっても自然。変にこねくりまわしたり、やたらどんでん返しすることもなく、とっても自然なストーリー構成。もちろん、音で驚かすだけのものとも全く違い。ともすると、オチのない話にもなりかねませんが、そこがかえって現実的でもあります。
やっぱりここでも、なんか写真をとっていい雰囲気なのか掴みかねて、なんだかわからない写真しか撮ってこれませんでした。小心者で・・
ちなみに、僕は「見えない」方の人間です!