6月にあった勉強会 in 桐生に続いて、上州知域づくりオフサイトミーティングの5回目の勉強会が富岡市を会場に開催されました。
今回の勉強会は3本立て。
【スマイルとみおか】
まずは、富岡市で活躍する市民グループ「スマイルとみおか」から、活動レポートがありました。上毛新聞などでも度々取り上げられていますし、高崎経済大学の学生も多く関係していて、なにかと話題を耳にすることが多かったのに、今日まで詳しい活動内容を知る機会がなかったので、とっても貴重な時間になりました。
彼らの団体名にもなっていますが、まちの人たちを笑顔にしたい、という動機から広がる活動ってのは、本当にいつも共感が広がりますし、手触り感もあって、なにより持続可能性が高くっていいですよね。
【スーパー公務員・木村 俊昭氏 基調講演】
~「できない」を「できる」にかえるまちづくり~
何年前でしたか、木村先生の講演は、富岡市主催の景観講演会かなにかで講師として招かれた時に行って、聴いたとき以来になります。あの日から変わらぬパワー、変わらぬ超ポジティブ。
今回もいくつもの気づきを得られました。新しい気づきもありましたし、改めて思い起こされた気づきもあり。
まずは、物事の順番を間違えない、ということ。物事には確かに優先順位というものがあります。しかし、意外とこれが、順番をしっかりと確認できていない。
それは、国や県からとやかくとやかく言われて、とか、真新しいフレーズ、それらしい謳い文句、マスメディアの喧伝に目を奪われて足元が見えなくなっていて、とか。
いろいろと理由はあると思うのですが、要は私たちが自分の足元をちゃんと見ていない、見えていない、というところが実際なのでしょう。
そして、順番を簡単に間違えてしまう。本来、手をつけるべき大切なことを一足跳びに飛び越し(無視して!)て顧みない。で、結局、打ち手が芯をくっていないから、どれだけやっても大して効果がない。残されるのは、やるだけ無駄だったという徒労感と、空費された予算・・
それと自己分析。これもできていないですね。自分が何者なのか。
まち分析しましょう。高崎市とは何者なのか。なにで構成されていて、なにで喰ってきたのか。
こうした肝の部分をしっかりと押さえていかないと、市民の信頼をいただくことは叶いませんね。
【か・ら・の、恒例のながれ~】
ということでこっからは定番。参加者でテーブル囲んでグループワークからの、懇親会。さて、次回の勉強会はどこ会場でしょうね。今から楽しみです!