自治労群馬県本部の健康福祉評議会の学習・意見交換会に(頭数あわせとして)出席してきました。この健康福祉評議会、保育士さんや行政保健師さん、栄養士さんたちの職域をカバーする評議会です。もちろん、まったく僕が関係してこなかった評議会ですね。といいますか、県本部の取り組みに顔をだすこと自体が滅多にないことですので、完全に借りてきたネコみたいになってました。
さて、学習会ということですので、講師が招かれていました。信州大学の井上信宏教授で、「少子高齢社会にみる経済的福祉課題 ~子どちから高齢者まで安心して暮らせるためには~ 」と題した講演がありました。
どうせ専門外ですし、現場もしらないし予備知識もないという状態では理解もむずかしいような内容だろうなぁ、と思っていたら間違えました。そうか、福祉も介護も、人口減少・少子高齢の縮小社会に迎えるにあたって、人と人とのつながり、社会関係資本を重視していたのですね。こんなこと、福祉の世界では当たり前のことなのかもしれませんが。
そして、この井上教授の講演、とってもわかりやすかったのは、全体として論点整理がされた内容になっていたことですね。きっと、意識してそのように組み立てていらっしゃったのでしょう。現状に対して目標があって、それを埋める課題、その課題に対する手段と、整然と整理して説明してくれましたので、ほぼシロウトの僕にもすんなりわかりやすかったです。
専門外とか言ってないで、知っておく。それだけでも大事なことなんだと思った次第です。勉強になりました!