「明日の高崎」荒木征二

高崎市議会議員・荒木征二の日々を書き連ねています。

2016.02.28 「学生×高崎のアツい大人 人生発見トーク」

 高崎 Civis Vision Run のプロジェクトチームの一つ、通称「学アツ」。

 彼らの手がける企画、「(第2回)学生×高崎のアツい大人 人生発見トーク」が、南公民館で開催されました。たしか前回の開催は昨秋でしたかね。

 この「学アツ」、中心メンバーは大学生たちで、そこにJCとかの大人がサポートにまわっている、という構成のチームです。高崎 Civic VIsion Run 3rd シーズンの立ち上がり(2015.01.22)からスタートしたこのチームのコンセプトは… (僕の記憶の限りでは)

 

 大人たちが用意する就職セミナーとかはあるけど、それって大人の都合で用意されたもので、私たち(学生ね)の大事な人生選択そのものが受け身になっている。という状況に対して、私たちの人生選択の道標になりそうな人を私たち自身が選んで、私たちの側から呼んで、その方との人生発見トークをしてみたい。そこから、この先の人生選択(それは就職であったり、起業であったりるかもしれません)のヒントを得たい、というコンセプトであったように記憶しています。つまり、就職という人生の重要なステージを、アウェイからホームに持ってこようという趣旨だったように記憶しています。

 

 たしかに、就職セミナーとか、各学校が企画している各校の先輩を招いてのトークイベントなどは各種あるようです。しかし、学生の側から、学生が望む人をホームに呼んでトークイベントを企画するという発想はこれまでなかったかもしれません。

 

 さて、僕は今回、オーディエンスとして参加させていただきました。で、端から傍観していますと気になるのが、どうも"大人たち"が話しにくそうにしている、そんな空気になっていることです。どうしてか? 学アツチームの進行がたどたどしいから?!

 

 たしかに学生中心の学アツチームのビルディングや進行には慣れていない部分もありました。しかし、この企画に限ってはそんなこと全く問題になりません。なぜなら、ここは学生のホームグラウンドなのですから、学生の持っている空気感のなかで大人たちは話をしなければならないからです。ついついダメ出ししたくなる衝動をグッと抑えて冷静に考えてみると、大人の側がこの空気感を受け入れてパフォーマンスすることが大切になってくる、そんな企画なんだなぁと感想を持ちました。

 ただ、それもこの学アツの趣旨を踏まえて考えてみればのことで、ファシリテーションという純粋な観点からすると、いろいろと示唆を得ましたね。自分たちの今後に、この気づきを活かしていこうと思います!

 

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