「明日の高崎」荒木征二

高崎市議会議員・荒木征二の日々を書き連ねています。

行政相談会

 コロナの渦中ですが、第4回定例会、9月議会が開会しています。

 

 決算議会と呼ばれるこの時期の議会は、前年度の市政を総括する議会です。未来志向とは少し意味合いが違いますので、地味な印象も少なからずある議会ですが、しっかりと前年度を総括して、今と明日につなげていくのはとても大切なステップです。私も今議会は新型コロナウイルス感染症のこともありますので全力で取り組ませていただいています。

 

 さて、地方議員として議会を通じてしっかりと働くには、市民の皆さんの声をきちんと聞いていくことが何を差し置いても重要です。思い込みや個人の主観だけで活動するのは楽ですが、それでは何のために地方議員がいるのかわかりません。

 

 ところで、「市民の声を聞く」というのは簡単そうで簡単ではありません。公職選挙法は政治家の(選挙活動としての)戸別訪問を禁じていることもあり、厳密にはさまざな解釈があるのかもしれませんが、議員が一軒一軒訪問してお話を伺うというのは現実的ではありません。

 もちろん、私のような経験の浅い議員にもさまざまお電話をいただいて、いろいろとお話をお聞きできることもあるのですが、それも広がりに限界はあるものです。

 かといって、身近な人々の話だけ聞いていると、やはり偏りが生じてしまいそうです。

 

 私のような経験浅の議員でも様々なご意見を頂戴できる機会として重宝していたのが、いわゆる「市政報告会」です。でした・・・ いろいろな角度からさまざまお話をお伺いできて、議員活動の身幅が広くなってと、いいことづくしだったのですが、これもコロナ禍ということで今は開催自粛中です。

 

 それでも、市民の皆さんとの接点はいつでも確保しておきたいと苦肉の策で今は、「行政相談会」として開催するスタイルを採っています。市政報告会のように「集会」するのでなく、個別に面談できるスタイル、もちろん感染対策に注意しながら、で今はやっています。

 

 当分、少なくとも県のガイドライン警戒度が1に引き下げられるまでは、このような形でやっていこうと思います。

 

 「行政相談会」の内容は何でも構いません。行政のことや市役所の手続きのこと、政治のことなど、ぜひ、いろいろとお聞かせいただければと思います。

 

 次回は10月25日(日)午後1時からの予定です。

  

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