「明日の高崎」荒木征二

高崎市議会議員・荒木征二の日々を書き連ねています。

TAKASAKATSU!の朝活 #114

 114回目の今日の朝活、今回は考古学協会員の角田真也さんをお迎えして開催しました。タイトルは「縄文時代の婚活事情」です。なんとも興味深いですよね(参加者の期待に応え、すこーし下よりのお話も少々 ホホホ)。

 

 氏は縄文時代が専門ということで、縄文時代の文化・風俗について詳しくお話ししてくれました。さまざまな話が繰り広げられたのですが、特に印象的なフレーズは「社会の普通は、時代と場所によってそれぞれ。それぞれで違うのが当たり前」というもの。今の(日本の)社会では、髪が短いのが男性で(だいたい)、長いのが女性、とか。スカート履くのは女性、ズボン履くのは男性。みたいなことって、いまの日本では当たり前の文化・風俗かもしれませんが、時代と場所が異なれば、それにはそれの文化と風俗があるわけです。ヒゲがあるのが女性で、ないのが男性、みたいな文化・風俗があったとしても何にもおかしなものではないのです。

 

【通じてるぞ!縄文時代】

 そう、たしかに時代と場所によって文化と風俗は異なっていて自然です。自然ですが、今日、氏の話を聞いていて思うのは、「縄文時代といまとは、本質的なところでは大きな違いはないんじゃないかな」ということです。

 もしかすると、縄文時代には男性がスカートのようなものは身につけ、女性はズボンのようなものを身につけていたのかもしれません。使っている道具は全く違います。コミュニケーションの手段も社会の構造もいまとは全然違うのですが、少なくとも婚活事情についてはほとんど変化はないような気がします。

 変わったところを一点挙げるとしたら、縄文時代と違って男性があまり死ななくなってきたので、男性の貴重性・希少性が薄まったこと、くらいですかね。若い男性、というだけでそのまま売り手市場とは簡単にはいかない世の中になっていますね、今は。

 

 なにしろ僕自身が縄文人型だったので、尚更そう思うのかもしれませんが(二重まぶたで、ヒゲが濃く、鼻と口が大きくて体臭があるのが縄文人型とのことです)。

 

 今回、久々にアンコールの声があがりました。氏にはまた日程を調整して再度お願いしたいと思います。次回は、上野三碑の話とか良いかもしれませんね~

 

 いやー、がぜん興味が湧いてきちゃいました! またまた縄文時代の本、買ってしまいそうです。先日、三大奇書を買ってしまったばっかりなのに・・・ 読む時間がなかなかないのに・・・ とりあえず、積ん読しておきましょうかね。

  

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