「明日の高崎」荒木征二

高崎市議会議員・荒木征二の日々を書き連ねています。

TAKASAKATSU!の朝活 #95

 久々の朝活に行ってきました。ちょうどいま時期がいちばん日が短いころです。朝、家を出るときは真っ暗でした。

 朝活が最もつらく、朝活が最も不評な時期ですね。

 

 がしかし、今日の朝活は元気がでました! ゲストは、「マタニティセラピスト・早野 やすえ」さんです。マタニティ整体・ママ整体を手がける整体院「陽だまり」のオーナーさんです。

 

【産後ケア】

 2005年に双子を出産したときの、自らの経験から妊婦さんの産後ケアの重要性を痛感したところから、早野さんの旅は始まります。その当時は妊婦さんの筋肉を緩めるような産後ケア、という概念そのものがなかったのだそうです。あってもやっぱり揉んだり引っ張ったり。リンパマッサージもまた、リンパ液をとにかく流すタイプのマッサージ。それに、男性が施術することもあったりしたらしく、妊娠・出産を自ら経験した女性だからこそできる産後ケアの必要性を身にしみて感じたのです。

 

【その原動力は】

 とはいえ、「ないのなら自分でやる!」は言うが易し。それを実行に移すには、ある程度の覚悟なり思い入れが必要だと思うのです。

 それは往々にして「とにかくそれが好きだから」、とか、「私がやるしかないから」という義務感から、というケースが多いと思うのです。その点の早野さんの原動力、モチベーションの源は、『悔しかったから!』 まったくもって納得!

 娘さんとに相談しながら(当時、小4だったそうですよ)、「陽だまり」のオープンにこぎつけ、たくさんの妊婦さんから喜ばれたことから、自分の選んだ選択肢が正しかったことを確信した早野さん。これからはマタニティ整体を拡散すべく、担い手さんの養成にも取り組んでいきたいそうです。産後のママさんが少しでも早く、体の負担から解放されて、家庭に社会に戻ってこれること、それこそ、子育てしやすい環境と言えるのではないでしょうかね。移住促進を標榜するならまず、このあたりの足場固めからしていかないとダメですね。

 

【体験することからはじまる】

 さて、早野さんはまちコミネット参加の経験もあります。そのときの経験も一つの転機、だったそうですが、何より痛切に思ったことは「まず、体験しなければ面白いこと、楽しいことも知ることができない」、です。

 本当にそのとおりです。いかにいい場があっても、とってもいいことが行われてても、なかなかそこに来て、体験してみようという人がいない・ふえない。これって僕らに共通の悩みですよね。その点、早野さんにはアドバンテージがあるといいます。なぜなら、早野さんのサロンを訪れる人はまず、体に負担を抱えている人なので、とにかく楽になりたいという思いから訪れる人ばかり。ですから、ある意味、ゼロよりも下に潜っている人をまず、ゼロの状態まで持ち上げるところが入り口になっています。で、心と体が楽になった人に、もっと楽しいことをしてみてはいかが? と促すことにつながるわけで、自然な流れの中で促しができるのだそう。うらやましい。

 

【もっと飛び出す人がふやしたい】

 そうして、ママさんたちの心と体の足かせを解放する手伝いをすることをつうじて、まちで、社会で楽しいことを楽しいと感じられる人を一人でも多く産みたい。早野さんの夢はとても素敵です。かっこよく言うと、ソーシャルです。

 ん!? そうして早野さんの促しでまちに飛び出すママさんたちが増えてくると、僕たちの手がけるささやかなイベントなどの参加者も増えたりするのかな!? かんばれー早野さん!!

 

【4つのメッセージ】

 最後に、「ゆるゆるが愛を招く」という、早野さんからの4つのメッセージだけ紹介して、今回の朝活レポートを締めくくります。

 詳しいことまでここでは書いてはいけない気がするので、気になる方は整体院「陽だまり」へGoしてくださいね。

 

  1.8秒ハグ

  2.親だからこそ好きなことをやる!

  3.子 育 つ

  4.夢への一歩

 

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