新しい地元学の場[学びのマルシェ]
シリーズ3回目の開催です。今回は高崎だるま職人「開運福だるま 中喜屋」5代目 峯岸 貴美次さんをお迎えして開催しました。お題は『職人が語る高崎だるま』です。ちなみに今回は初のオープン参加でやってみました。これまでの2回は、市の職員だけで細々とやっていたのです。
オープン参加にしたところでどうかな〜という不安もあったのですが、幸いなことにたくさんの方が参加してくれて、かつてない盛況ぶりで開催できました。これもひとえに僕らの、じゃなくて、峯岸さんのご威光の賜物ですね ^ ^
さて内容はというと。タイトルの通り、だるま職人であり、だるま研究者である峯岸さんから、達磨大師のことから始まり高崎だるまの歴史、たどってきた変遷。そして、全国にあるさまざまな形のだるま達のこと、などなど。いろいろな角度から高崎だるまのことを考察交えて語っていただきました。
高崎と言えば高崎だるま。日頃から、例えばお土産や贈り物にしたり、人に高崎のことを聞かれれば高崎だるまを引合いに出したり。かくいう私もポートランドではお土産として高崎だるまを持っていきましたしね、お世話になっています。大好評でした!
高崎市の代名詞のごとくお世話になっている高崎だるまですが、その歴史、製法のこと。誰がどんなところでつくり続けているのか。実は全く知らない人が本当に多いのです。なぜ赤なの?、なぜ丸いの? 人に聞かれた時には胸張って答えられるようにしておきたいものです。
やっぱり何でも知っていないと、自分たちの土地に愛着も生まれませんよね。詳しくなる必要はないですが、少なくとも人に語れる材料くらいは身に付けておきたいものです。
これからも[学びのマルシェ]は続けていきたいと思った次第です。