「明日の高崎」荒木征二

高崎市議会議員・荒木征二の日々を書き連ねています。

TAKASAKATSU!の朝活 #110

 我らが"先輩!"、坂口 圭吾 氏に今回のゲストスピーカーをお願いをしまして、「都々逸(どどいつ)」についてお話しいただきました。

 坂口さんは「上州どどいつ部」を主催していまして、毎月"どどいつナイト"というイベントを開催し、どどいつを楽しんでおられます。

 

上州どどいつ部 https://www.facebook.com/joushudodoitsu/

 

 今朝もどどいつの簡単な歴史と、私たちの身近にあるどどいつ、そして、有名どころのどどいつをいつか紹介していただきました。

 で、ペチャクチャタイム!、として参加者もどどいつを即席で作成し、披露し合いました。

 

 不肖わたくしも、そまつな一句(というカウントでよい!?)を考えてみました。お題は「朝」でした。

 

 あさからスマホ

  よるまでスマホ

   あるくすがたは

    芭蕉翁

 

 スマホをシュッシュッしながら歩く姿は、短冊に俳句を綴っている姿にも似ているな、というところから思いつきました。なんだか最近、またポケモンGOが流行りだしたんですかね、市役所の周りにもスマホ眺めながらウロウロする人がまた増えてきました。そんなところも踏まえての一句です。

 

 おそまつ!!

  

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たかさきbiblioミーティング #21

 今日のビブリオバトルは、最近とってもお世話になってます、バールBoccaさんで開催です!

 

 バールBocca

 

 そして今回のバトルテーマは、夏にふさわしく「こわい話」です。

 

 各々めいめいが「こわい話」を持ち寄り、居心地のよいバールBoccaさんの空間に包まれて、とっても緩やかで、肩肘張らず、リラックスした時間がたおやかにな流れます。

 

【風と共に去りぬ】

 さて、「こわい話」ということで僕が推薦本として持ってきたのが、マーガレット・ミッシェル著「風と共に去りぬ」です。実は、4月から読み始めているのに、まだ読了できず。すみません、最近、ほんと本を読む時間がないというか、気力がないといいますか・・・

 

 で、この「風と共に去りぬ」、世界的名著ですから読んだことのある人も多いはず。それぞれ、いろいろな感想をお持ちでしょうが、僕が「こわい話」ということでこの本を選んだ理由は一つ、この本を読んで『女性ってこわい!』って感じたからです ^^; まずいです、いまこの世の人間の半分を敵にしましたね。実際、ビブリオの場でも女性はドン引き。でも今回は男性参加者の方が多かったので、なんとなく雰囲気的にセーフ!

 

 こわい、というか、この本のまっとうな感想はきっと、「女性はたくましい」なのでしょうね。

 もっと若い時にこの本を読んでおいて、女性のマインドをよく知っておいたら、あの時もっと違う対処ができていたんじゃないかと思ったり。あるいは、これだけの名著なのだから、決して少なくない女性がスカーレット・オハラ(ハミルトンだったりケネディだったりバトラーだったり)の影響を受けているかもしれないと思ったら、頭が悪くて、呑気なバカ(スカーレット談)である我々男性陣も、もっと備えて、構えておけたかもしれない(何に!)、と思ったり。

 

 いろいろと考えさせられる本です。本当に。

 

 でも、そんな個人的な感想は別として、この本はもちろん、純粋にお勧めできます。ジョージア州アトランタ、あるいはタラに行ったこともないくせに、なんか郷愁を感じてしまった僕がいます。

 風景描写がとても美しいのが、この本の美点のひとつですね。

  

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SIMみさと2030 in 土呂

 熊本の自主研チームが生み出した、対話型の自治体運営シミュレーション、SIMくまもと2030。これがいま、全国に広まって、ご当地版のSIM2030が各地で誕生しています。

 

 僕も以前、SIMくまもと2030を体験したことがありますが、熊本市がベースとなっているためか、MAPに港があったりして、海なし県にいる我々としてはいまいち馴染みのないシチュエーションになっていました。ま、これはこれで楽しかったのですが。

 そういうこともあってか、各地で当地の状況に応じたMAPだとかシナリオを用意する流れが生まれてきてます。で、今日参加したのは、埼玉県三郷市の職員の方が作ったご当地SIM、「SIMみさと2030」です。会場は大宮駅から東北本線で一駅、土呂駅近くにある「埼玉県自治人材開発センター」です。こちらの施設、どうも廃校利用されているようです。そして、人材開発の頭に、ちゃんと"自治"のふた文字が冠になっているあたりが、なんともくすぐりますね。

 なお、今日の仕掛けは、『職員べんきょう会 Team比企』さんのセッティングです。

 

 さて、SIMの方はと言いますと。三郷市、もとい!、M市の特性がよく表れたMAPづくりがされていますし、シナリオの方も今時の話題、東京オリンピック・パラリンピックのネタが盛り込まれていたりと、なかなかの臨場感です。

 

 私も一担当部長を拝命しまして、M市の自治体運営に参加してきました。

 同じグループになったメンバーとの対話も弾み、なかなかいい自治体運営ができた、かな。

  

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政治スクール「泉明石市長講演」

 今日は某政党からお誘いをいただきまして、政治スクールなどというものに初めて出席してきました。今期は今日で第2回の開催だそうです。

 

 で、今日の政治スクール、講師は兵庫県明石市の泉 房穂 市長で、講演タイトルは「人口V字回復の理由」ということです

 

 明石市は泉市長指揮のもと、大胆に予算シフトを行い、徹底的に子供施策へ予算を回し、それが奏効して子育て世代の流入が進んで、社会増。さらに、子供を安心して産み育てられる環境が自然増にもつながり、文字どおりの人口V字回復を成した、ということです。

 

【選択と集中】

 さて、泉市長の講演の中で、僕が気になった点は大きく2つです。

 一つは「選択と集中」です。いわゆる「選択と集中」というと、体のいい弱者切り捨てであることが多いのですが、泉市長の場合の「選択」はあれもこれもはもう止めて、ここだけは!という一点集中とちゃんとセットになっている点で、単なる弱者切り捨てではなく、実効性が伴う打ち手になっているのだと思います。

 それと、人口流入の対象も30代夫婦にターゲッティングしていてブレがない。行政だとついつい、「若手世代にもいいし、リタイヤ後のシニア世代にもいい」みたいにすぐに総花的になってしまうところですが、ちゃんと「選択」している。それから、その30代夫婦の出産と子育てというライフステージに対する諸施策に「集中して」予算投下する、という分かりやすく、それでいてできそうでできないことをしっかりと実行されている点が、文字通りの"V字回復"につながっているのだろうと思います。

 

【優先順位】

 もう一つは優先順位です。「選択」とも通じる要素かもしれませんが、悪平等のしがらみからきっぱりと手を切り順位づけをし、物事の優先順位に従って打ち手を打つ。明石市にとってもっとも大切で市民にとって有益な事柄から順に優先順位をつけて、たとえ「他の市ではやっている」ことであっても、明石市に必要がなければ優先順位を下げる。これも言うは易しで、実行するとなるととても難しいことなのだろうと思いますが、泉市長は実行しています。市長もおっしゃっていましたが、「明石市は稼ぐ街ではなく、暮らす街」なのだそうです。ですから、津々浦々でまったく同じことをしている企業誘致・産業振興、それと公共事業投資から予算を引き上げて、それを子育て施策にシフト。

 働く場も、遊ぶ場も神戸なり姫路に行っていただけば良い、ただ、暮らし育てる場としては明石が選ばれる。それが、泉市長の狙う明石市の独自性ですし、これを実行したのが予算シフト、なのでしょう。

 

 何事も言うは易し。泉市長率いる明石市の今後が気になります。

  

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TAKASAKATSU!の朝活 #109

 あちらのお店、こちらのお店でお世話になっています、高崎産クラフトビールを製造している「シンキチ醸造所」の堀澤さんが本日のゲストスピーカーです。

 いくつかのお店・スクールを経由して、いまの「シンキチ醸造所」に至る道のり、そしてこれからの展望をお話しいただきました。

 

 いやー、刺さりました。短い時間でしたが、いろいろと心に刻まれたフレーズが散りばめられていました。

 まずは、「お酒は自分と向き合って飲む」です。お酒はすきでしたが、"自分と向き合って"は飲んでこなかったなぁ。一人飲みも大好きですし、一人でお店で飲むことが多いのですけど、その時も"自分と向き合う"よりも、"自分の周囲のあれこれと向き合う"ことがほとんどでして・・・

 もっとゆとりをもって、"自分と向き合って"飲めるようにしたいですね、シンキチ醸造所で! あと、シンキチ醸造所100年計画も素敵です。一人が10年ずつ、10人でリレーして100年! このなんと言ったらいいか、どうしても英語に頼っちゃうんだけど、オープンマインド!! 固執しない、我欲がない、我執しない。お店はお店で、自分は自分。それぞれめいめいで道のりを行く。

 

 僕も酒好きで、酒ばっかの日々を送っているのですが、何かというと肩身が狭い思いというか、なんとなくいけないことをしているような思いがすることがあったのですが、今日の堀澤さんの話を聞いて、そんなつまらない思いは吹っ飛びました。今日も(もちろん、日没後ですよ)元気に飲もう、と心に決めた今朝の朝活でした。

  

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やぐらの組立作業

 もう梅雨はあけちゃったんかい! というような猛暑日の今日は、町内納涼祭に向けてのやぐらの組立作業です。

 

 2年前もそうでしたし、たしか4年前もそうだったんですが、毎回このやぐらを組立てる日というのは、毎回毎回、暑い日ばかりで体にこたえます・・

 

 とはいえ今日も、町内理事と保存会メンバーでつつがなく作業は進み、無事に準備完了! 7月17日からは、踊りの練習も始まってきます

 ちなみに納涼祭本番は、7月29日(土)となっています。たくさんの方にお越しいただきたいものですね。

  

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(告知)たかさきbiblioミーティング #21

 夏ですからね、次回のたかさきbiblioミーティングのバトルテーマは、"こわい話"です。時季にかなった、これ以上のテーマ設定はありませんね。

 

 こわい話。僕も好きで、結構読みました。オカルト系も好きですけど、そもそも人間が怖い、みたいな本もたくさんありますよね。

 

【こわいもの観たさ】

 先日、何気なくamazonビデオで、「リング」を観ました。もう、20年以上前の、今となっては古典といっていいホラー映画の傑作です。当時、ドラマ化もされていたように思いますが、怖さものめり込み感もこの映画版が抜群です。さすがは中田監督、ということなのでしょう。スマホのないあの時代のあのストーリー。久々に観ましたが、やっぱり怖い!

 ちなみに、こわいものは嫌いではないと言いつつ、じつは怖すぎて最後まで見れなかった映画がありました。口裂け女の映画だったのですが、なぜだかとてつもなく怖くて、情けないことに最後まで見きれず。こんど、リベンジしようかな・・

 

【こわい本】

 で、僕が最近よんだ本で「こわい」と感じた本、あります。お化けとか幽霊とかではなくて、「人間ってこわい!」の方です。しかも、人間というよりも、「女性ってこわい!!」の方ですよ ^^;

 なんて本だかは、僕がこれで参戦するつもりなので明かせません。いやー、この本をもっと早く読んでいれば、女性というもののマインドを知っておけたのに。知っていればもっと打ち手はあったのに。というほど、これまで出会ってきた女性たち(別に恋愛関係ということでなく、社会生活の中で)のあれこれの挙動も、この本の登場人物に照らして思い返してみるとなるほどと納得。

 そうか、そうだったのか! こわい!! みたいな

 

 これって裏返して女性からすると、「男ってほんと能天気だよね」ってことになるんでしょうね。

 

【次回、たかさきbiblioミーティング】

 雑談はさておき、次回開催の概要です。

 

 日時 : 7月23日(土) 15:00スタート

      (受付は14:30~)

 会場 : バールBocca 

 会費 : 1,500円(学生さんは旦那衆システムにより500円)

 

 テーマは「こわい話」です。ビブリオバトル参戦はちょっとまだ、という方にはオーディエンス参加ということもできます。

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 お申し込み&詳しくは、下記からFacebookページをご覧になるか、biblio.meeting@gmail.comにお問い合わせください。

 

たかさきbiblioミーティング #21

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